地磁気値を求める

地磁気値を計算する(偏角,伏角,全磁力,水平分力,鉛直分力)

この計算では、磁気図2015.0年値(国土地理院モデル)から作成した 緯度経度3分間隔のグリッドデータを使用しています。任意の地点の地磁気値は、 このグリッドデータから内挿計算して求めています。
この計算では、日本列島における標準的な地磁気分布を表す近似式 を用いた計算では反映されない磁気異常を反映しているため、より正確な地磁気値が得られます。
地磁気の値は「場所と時間」により常に変化します。この計算で得られた地磁気の値は、 観測点から離れていたり2015年1月1日0時(協定世界時)から時間が経つと、誤差が大きくなる場合があります。

「座標計測モード」で、計測したいところで左クリックしてください。

緯度 °
経度 °

地形図から求める(偏角のみ)

国土地理院発行の5万分1、2万5千分1、1万分1地形図に偏角値が記載されています。
各地形図の図葉ごとの偏角値が10′単位で記載されています。

※注意※ 2015.0年の偏角値(最新の値)は、2016年(平成28年)12月以降に刊行される地形図に記載されます。これ以前に刊行された地形図には、古い偏角値が記載されていますので、 最新の偏角値を知りたい方は、地磁気値を計算する方法や地理院地図から求める方法をご参照ください。

地理院地図から求める(偏角のみ)

地理院地図に偏角一覧図を重ね合わせて表示させることができます。(ズームレベル9~13)
また、任意の地点で磁北線を表示させることもできます(ズームレベル11~18)。地理院地図に磁北線を表示させる方法は、 地理院地図 操作マニュアル(P.10)(PDF:4.49MB)をご覧ください。

近似式から求める(偏角、伏角、全磁力、水平分力、鉛直分力)

日本周辺域の磁場分布を大局的に緯度と経度の二次式で近似した式から計算できます。
この計算では、標準的な磁場分布を簡便な方法で求めることができますが、地域的な磁気異常は反映されません。 また、離島では精度が低下します。
2015.0年値の近似式は以下のとおりです。

D2015.0 = 7°57.986′ + 19.702′Δφ - 8.615′Δλ + 0.278′(Δφ)2 + 0.037′ΔφΔλ - 0.798′(Δλ)2
I2015.0 = 51°24.243′ + 74.211′Δφ - 10.164′Δλ - 0.912′(Δφ)2 - 0.479′ΔφΔλ + 0.438′(Δλ)2
F2015.0 = 47695.250nT + 560.997nTΔφ - 277.195nTΔλ - 0.006nT(Δφ)2 - 2.180nTΔφΔλ + 1.883nT(Δλ)2
H2015.0 = 29773.586nT - 434.866nTΔφ - 72.663nTΔλ - 5.875nT(Δφ)2 + 8.920nTΔφΔλ - 3.731nT(Δλ)2
Z2015.0 = 37281.046nT + 1084.396nTΔφ - 305.675Δλ - 8.633nT(Δφ)2 - 9.565nTΔφΔλ + 6.142nT(Δλ)2

ただし,
Δφ=φ-37°N、Δλ=λ-138°E
※φは緯度、λは経度で角度の度単位で表す。


(計算例)
東京(北緯35度41分、東経139度42分)における偏角を求めます。
1.緯度、経度を度単位に変換します。
  φ=35.68°,λ=139.70°
2.近似式に代入します。
  Δφ=35.68°-37°=-1.32°
  Δλ=139.70°-138°=1.70°
  
2015.0年の偏角は下記のとおり、計算されます。
  D2015.0 =
  7°57.986′+19.702′×(-1.32)-8.615′×(1.70)+0.278′×(-1.32)2
    +0.037′×(-1.32)×(1.70)-0.798′×(1.70)2
  =7°15.4′