「一括計算」処理で使用する入力ファイルや出力ファイルの形式を説明します。
一度に複数の座標値を一括して計算する「一括計算」の際、読み込むファイルの形式は以下に従って下さい。
(入力ファイル例のダウンロード→xy2bl.in)・入力ファイルは、テキストファイル(形式)です。
上記の「入力ファイル例のダウンロード」からダウンロードし、テキストエディタ(Windowsの場合メモ帳など)で数値を変更の上ご利用下さい。
・入力ファイル名に使えるのは半角数字、半角小文字アルファベット、半角大文字アルファベット、半角アンダースコア、半角ドットです。日本語は使用しないで下さい。
・文字コードは、Shift JIS又はUTF-8として下さい。UTF-8の場合は、BOMなしで入力ファイルを保存して下さい。
・入力ファイルの拡張子は「.in」に限定します。 (例) filename.in
・1行に、X座標、Y座標の順番で入力します。
・X座標とY座標の間の区切りは、半角空白とします。
 (2つ以上の連続した半角空白は、1つとして処理されます。)
・区切り文字として、全角空白やタブやカンマは使用しないで下さい。
・X座標、Y座標の単位は、メートルになります。ただし、"m"等の文字は入れないで下さい。
・ヘッダー行の行頭は"#"(半角)とします。
・符号と数字は密着させます。
・X座標、Y座標の数字は半角とします。
[例] # X座標(m) Y座標(m) 51393.962 67365.040 47867.642 -3939.385
[X座標、Y座標の良い例 -3939.3856mの場合] -3939.385
[X座標、Y座標の悪い例 -3939.3856mの場合] -3939.385m ← "m"がついている -3939 ← 小数点がない -3939,385 ← 小数点がカンマ","になっている - 3939.385 ← 符号と数字の間に余計な文字が入っている −3939.385 ← 符号と数字が全角となっている
一度に複数の座標値を一括して計算する「一括計算」の際、作成される出力ファイルの形式は以下の例のとおりです。
・出力ファイル名は、標準では入力ファイル名と同様です。
・ダウンロードダイアログで、任意のファイル名を付けることができます。
・ファイルのデフォルトの拡張子は、「.out」になります。
・計算結果が範囲外の場合には、「-9999.」が出力されます。
[例] filename.out
# このファイルは平面直角座標から緯度・経度への換算結果(一括処理)です。 # 選択された測地系は「世界測地系」、平面直角座標の系番号は、「15」です。 # 出力項目は以下の通りです。 # X座標(m) Y座標(m) 緯度(dms) 経度(dms) 真北方向角(dms) 縮尺係数 コメント #-------------------------------------------------------------------------------- 51393.962 67365.040 362739.02956 1403505.78583 -2648.04 0.99995589 47867.642 -3939.385 362553.10787 1394721.82894 133.93 0.99990019