プレート運動による定常的な地殻変動量を補正する
セミ・ダイナミック補正支援ソフトウェア“SemiDynaEXE”の概要



目的
 プレート境界に位置する我が国においては、プレート運動に伴う地殻変動により、各種測量の基準となる基準点の相対的な位置関係が徐々に変化し、歪みとして蓄積していくことになります。基準点の測量成果は測地成果2000(1997年1月1日現在)として維持し、測量して得た観測結果との乖離を補正する「セミ・ダイナミック補正」を行うことで、いつでも高精度な位置情報の利活用が可能となります。
 セミ・ダイナミック補正支援ソフトウェア「SemiDynaEXE」は、電子基準点の観測データや三角点の繰り返し観測等のデータを基に作成された補正パラメータにより、基準点測量において既知点とする電子基準点等の測量時までの地殻変動量を推定し、今期の位置情報へ補正処理するとともに、求められた今期の新点位置情報を測地成果2000の元期における位置情報へ補正処理するソフトウェアです。この補正方法が有効な基準点測量に利用されるよう、Webページ上でソフトウェアを無償で提供することにしました。

内容
  1. 適用範囲
    日本全土(一部離島を除く)を対象に補正パラメータファイルが作成されており、補正パラメータファイルの有効期限は、原則的に当該年度内となっています。

  2. 機能
    (1)緯度、経度、標高の補正
    緯度、経度、標高を元期から今期もしくは今期から元期の緯度、経度、標高に補正します。
    (2)平面直角座標値、標高の補正
    平面直角座標値、標高を元期から今期もしくは今期から元期の平面直角座標値、標高に補正します。
※標高に補正する代わりに、楕円体高に補正することも可能です。
なお、この場合、標高の欄に表示される補正数値は楕円体高になります。


セミ・ダイナミック補正支援ソフトウェアの利用に当たって
入力する座標値は、世界測地系(ITRF94系、GRS80楕円体)に準拠していることが前提です。
ソフトウェアの提供方法
  1. Web上での座標補正
    1点毎に緯度、経度、標高又は平面直角座標値、標高を入力し、元期から今期もしくは今期から元期の座標に補正します。


  2. セミ・ダイナミック補正支援ソフトウェア「SemiDynaEXE」のダウンロード
    1点毎の補正に加えて大量の緯度、経度、標高又は平面直角座標値、標高を一括補正することが可能です。なお、このソフトウェアはWindowsXP及びWindowsVista対応です。
使用にあたっての注意点

ソフトウェアをダウンロードする場合には、使用許諾書に同意していただく必要があります。




  戻る