ホーム >  干渉SARを知る > 干渉SARのしくみ >  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11

SAR干渉画像処理過程2

DEM(デジタル標高データ)を用いた2パス法によって地表変動を得るための代表的な解析手順を下図に示して、以下に解説します。なお、使用する2画像をマスター画像とスレーブ画像と呼びます。

※位相アンラッピング
干渉SARで得られる位相は0度から360度の値しかとらず、そのままでは変動の絶対値を得ることができません。もともと幅広い値をもっている位相情報が0度から360度の範囲に折り畳まれて(wrap)いるのを、解いて元に戻す(unwrap)ことによって、変動量の絶対値に戻す作業を位相アンラッピング(phase unwrapping,)と言います。この技術は3、4パス法では必須であるとともに、基線値推定の際や最終的な結果に適用することによって、基線値推定の自動化・精度向上、結果を定量的に解析するなどに応用できる重要な技術です。

以上の過程では、画像全体に大気遅延の影響があった場合には大きな誤差が含まれることがしばしば起こります。したがって複数の時期のSAR干渉画像の時間平均や、大気補正が必須です。

前のページへ

ページの先頭へ

次のページへ

データ前処理 データ前処理 SAR複素画像再生 SAR複素画像再生 画像マッチング 初期干渉画像作成 基線値推定 軌道縞除去 地形縞シミュレーション 変動画像作成 フィルター ジオコード マスター画像 SAR生データ スレーブ画像 SAR生データ 変動データ DEM 虫眼鏡マークの項目は、クリックすると解説が表示されます。 _