ホーム > 干渉SARを知る > 干渉SARの歴史

干渉SARの歴史

干渉SARの実現性については早くから指摘されていましたが、干渉SARを実現する観測がほとんどなかったことや、解析の計算機に極めて大量の計算量と記憶容量が必要とされるため、1990年代以前は一般には実用化されていませんでした。

アメリカのジェット推進研究所(JPL)において、SEASAT(1978年打ち上げ)等のデータを用いた先駆的な実験が行われた結果、有効性が実証されました。しかしながら、当時は、利用できるデータが限られていたため、広く普及するまでには至りませんでした。

ところが、1990年代になって、SARを装備した航空機や衛星が次々と実用化され、実際にSARの位相情報を利用した研究成果が発表されるようになりました。当初は標高測定などが主でしたが、1992年カリフォルニア・ランダース地震に伴う地殻変動の様子をヨーロッパのERS-1を使用して明らかにした、Massonnet等やZebker等の業績によって、この手法がにわかに注目されることになりました。

前のページへ

ページの先頭へ

次の項目へ