地磁気値を求める

日本列島における標準的な地磁気分布を表す近似式

日本周辺域の磁場分布を大局的に緯度と経度の二次式で近似した式です. 標準的な磁場分布を簡便な方法で求めることができますが,地域的な磁気異常は 反映されません.また,主に本土のデータを使用していますので,本土から離れると精度が低下します.
2010.0年値は以下の通りです.

D2010.0 = 7°40.585′ + 19.003′Δφ - 6.265′Δλ + 0.009′(Δφ)2 + 0.024′ΔφΔλ - 0.591′(Δλ)2
I2010.0 = 51°13.230′ + 73.505′Δφ - 8.210′Δλ - 0.981′(Δφ)2 - 0.496′ΔφΔλ + 0.655′(Δλ)2
F2010.0 = 47532.820nT + 550.510nTΔφ - 262.498nTΔλ - 1.341nT(Δφ)2 - 1.913nTΔφΔλ + 3.796nT(Δλ)2
H2010.0 = 29790.880nT - 429.493nTΔφ - 86.162nTΔλ - 6.112nT(Δφ)2 + 9.927nTΔφΔλ - 5.389nT(Δλ)2
Z2010.0 = 37056.760nT + 1067.432nTΔφ - 275.374Δλ - 10.225nT(Δφ)2 - 9.609nTΔφΔλ + 9.642nT(Δλ)2
ただし,
Δφ=φ-37°N,Δλ=λ-138°E
※φは緯度,λは経度で角度の度単位で表す.


(計算例)東京(北緯35度41分,東経139度42分)における偏角を求める
1.緯度,経度を度単位に変換する
  φ=35.68°,λ=139.70°
2.式に代入する
  Δφ=35.68°-37°=-1.32°
  Δλ=139.70°-138°=1.70°
  
<2010.0年値>
  D2010.0 =
  7°40.585′+19.003′×(-1.32)-6.265′×(1.70)+0.009′×(-1.32)2
    +0.024′×(-1.32)×(1.70)-0.591′×(1.70)2
  =7°03.1′