黒帯 国土地理院 地磁気測量 黒長帯 GSI Geomagnetic Survey
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国土地理院 地磁気測量 FAQ


    Q. 私の住んでいる場所の偏角(磁針方位角)は、どのぐらいですか?
  A. 国土地理院が発行する5万分の1、2万5千分の1、1万分の1地形図毎に掲載されています。
こちらで磁気偏角一覧図の閲覧や計算ができます。
 
  Q. 磁針方位角はどのように測量して求めているのですか?
A. 磁気儀という器械を使用します。この器械は、設置した場所の磁力線の方向を求めることができます。GSI型磁気儀では観測者が、地球磁場の中のコイルを手動で回転させることにより誘導磁場を発生させ、地球磁場と一致している方向を探します。また、偏角は真北方向からの角度を測定するため、夜間に北極星の方向を事前に測量しておきます。現在では、オートジャイロステーションという地球の自転軸方向を測定する器械により昼間でも真北からの角度を測量することもできます。この様な測量を地球電磁気連続観測装置(基準磁気点)11点では、1〜2年周期、一等磁気点数点では、隔年で観測しています。
 
  Q. なぜ磁極点は日本より北東なのに磁石は北西を示すのですか?
A. 確かに北磁極点は日本より北東のカナダ北側にあり、ここに磁力線は収束しています。しかし日本付近を通過する磁力線は、まっすぐに磁極点に向かっているのではなく、かなりくねくねしながら磁極点に向かっているからです。これは、地球全体が1本の棒磁石で置き換えることができるほど地球の磁場は簡単でなく、もっと複雑な分布をしているからです。
Q. 地磁気の値はどのくらい変化するのですか?
A. 地磁気は時々刻々と常に変化しています。場所によっても異なりますが、全磁力で数10nT、偏角で数分の日変化があります。また、長期的にゆったりと変化します。その様子は、こちらで見ることができます。
Q. 磁気点ってなんですか?
A. 磁気測量を行うための基準点です。磁気点には、永久標識として標石を設置しています。
全国に地球電磁気連続観測装置(基準磁気点)11点、一等磁気点約100点、二等磁気点約900点あります。
Q. 磁気偏角一覧図を印刷したいのですが。
A. こちらで印刷可能です。ちなみに、印刷図も若干ありますので、必要な方はお問い合わせはこちらからお願いいたします。
Q. 日本製(北半球)のコンパスは、オーストラリア(南半球)で使えないのですか?
A. 微妙なところです。北半球では、磁力線の向きが北側へ下がっているため(伏角)、コンパスの針が水平にうまく回転するようにS極側が少し重たくなっています。しかし、南半球では伏角の向きが反対になるため、コンパスの針のバランスが崩れ、うまく回転しにくくなるからです。ただし、多少バランスが崩れてもうまく回転するように設計してあれば、北・南半球にかかわらず使用できるものもあるようです。
Q. 最新の磁気偏角値は、2010.0年値なのでしょうか?
A. 国土地理院では、10年周期で磁気図や磁気偏角一覧図を作成してきました。現時点では、2010.0年値が最新の値になっております。次回からは、周期を5年とし、2015.0年値を作成する予定です。
Q. 磁気偏角一覧図における各地図の図名該当地で実測しているのでしょうか?
A. 各地図の図名該当地毎で実測は行っていません。国土地理院測地観測所、気象庁地磁気観測所、海上保安庁の観測データ、地球電磁気連続観測装置(基準磁気点)及び一等・二等磁気点での観測成果を用いて計算した上で等値線を求め、各図葉の偏角を求めています。


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