ジオイド測量の概要


ジオイド測量の概要

ジオイド測量の概念図 国土地理院がジオイド測量を
実施した水準点と電子基準点

国土地理院が行っているジオイド測量とは、ジオイド高を直接求める測量のことです。ジオイド高は、GPS測量で求められた楕円体高と水準測量による標高の差にあたります。

GPS測量と水準測量を同じ場所で行い、その場所の楕円体高と標高を求めることにより、ジオイド高を計算することができます。

ジオイド測量では、標高が正確に決定されている水準点でGPS観測を行う方法と、楕円体高が正確に決定されている電子基準点で水準測量を行う方法により、正確なジオイド高を全国的に求めています。

また、ジオイド測量で求めたジオイド高を使用して、ジオイド・モデルを作成しています。


ジオイド・モデルの構築

国土地理院では、陸上及び海上の重力データと標高データを用いて、人工衛星の軌道の観測から求められた全地球重力モデルを基盤に精密な重力ジオイド・モデルの構築を行っています。重力ジオイド・モデルは、高密度な重力データを利用することで、ジオイドの細かな起伏を高精度に与えています。しかし、ジオイド起伏の長波長成分では、日本の測地基準系との間に系統的な差が生じています。

そのため、日本の測地基準系に適合し、基本測量等の基礎データとなるジオイド・モデルを構築するため、ジオイド測量により日本の測地基準系に適合するように求めたジオイド高を使用して、重力ジオイド・モデルに補正を施し、日本の測地基準系に適合したジオイド・モデルを作成しています。



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